パッキャオ対メイウェザー実現へRIZIN・榊原氏「2人ともYESと」時期や会場は最終調整「東京ドーム埋まると思ってない」

 「RIZIN.45」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 ボクシングで世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(45)が電撃来場し、RIZINでの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(46)との9年ぶりの再戦を予告した。榊原信行CEOがリング上で「2024年、とんでもないカードを組もうと思っています」と、2人の対戦を計画していることを明かし、パッキャオも「準備はできている」と呼応。「来年、日本でビッグファイトをメイウェザーとやれるように頑張りたい」と名指しし、大歓声に包まれた。

 パッキャオとメイウェザーは、ともに現役世界王者だった15年5月2日に統一戦で対戦。メイウェザーが判定勝ちしている。

 榊原CEOは、23年秋頃からメイウェザー側にパッキャオ戦を打診していると明かし、「まだ日時とか場所も最終的に決まってない。これからしっかり詰める。ただ、2人ともRIZINの舞台で戦うことには『YES』と言ってくれている。どのタイミングで組むかは、もう少し調整をする」と説明した。

 ボクシングの世界的超大物同士のビッグカードをRIZINで組む意義についても語り、「日本の(コアなRIZIN)ファンとしてはいらないという思いもあるかもしれないが、違う視点を持っていて、ワールドワイドに、特に北米のファンを振り向かせていく飛び道具が必要なところがある」と語った。

 「大きな規模でやりたいが、メイウェザーとパッキャオで東京ドームが埋まるとは思っていない。競技会というよりお祭りにしていかないと一般の人たちが振り向いてくれない。カジュアルなファンを巻き込めるようなチャレンジをしたい」と述べ、「いつどう行われるか、行われないかはもう少し預からせてもらって、詰めていきたい」とした。

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