世界最大級と目される格闘技団体「ＯＮＥ　Ｃｈａｍｐｉｏｎｓｈｉｐ」は３０日、都内のシャトーアメーバスタジオで会見を開き、キックボクシングのＩＳＫＡ世界ライト級王者で元Ｋ－１、３階級制覇王者の武尊（３２）＝ｔｅａｍ　ＶＡＳＩＬＥＵＳ＝とＯＮＥフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノンがフライ級、キックボクシングルール３分５ラウンドで対戦すると発表した。

　４年ぶりの日本開催となるＯＮＥの「Ｒｏｄｔａｎｇ　ｖｓ　Ｔａｋｅｒｕ」ＰＰＶ大会は来年１月２８日開催。武尊はフランス・パリでの世界タイトル戦でベイリー・サグデン（英国）に５回ＫＯ勝利し王座を奪取。勝利後、次戦はロッタン・ジットムアンノン（タイ）との対戦を目標に掲げた。「ロッタン選手しか見ていない。ＫＯで勝てば僕自身が納得できる。合格点だと思う」と思いを明かしていたが、会見で「僕が戦いたかった選手で、ロッタン選手は気持ちでたたかうスタイルで、世界最高峰の殴り合いをみせたい。必ず勝ちたいと思います」と意気込みを明かした。

　ロッタンは「ファンのみなさんも待ち望んでいた試合。見ていて必ず楽しんでもらいたい。ＫＯ勝利で決着つけたい」と意気込んだ。

　また、格闘家・青木真也対セージ・ノースカット戦を行い、キックボクシング、ＭＭＡ、グラップリングの試合が組まれている。