9・18ダブル世界戦 両王者とも防衛に自信 寺地拳四朗「いい勝ち方を」 中谷潤人は「丁寧に戦っていく」
ボクシングのダブル世界戦(18日・有明アリーナ)に出場するWBA、WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(BMB)と、WBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(M・T)が16日、都内のホテルで会見し、それぞれ王座防衛への自信を明かした。
メインで挑戦者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)と対戦する寺地は「調整は順調。いい勝ち方で勝ちたい」と話し、寺地永会長は「心身ともにベストなコンディションで臨める」と期待を込めた。先々の目標へつなげるために、この一戦は負けられない。寺地は「今後の4団体統一、2階級制覇など色々と考えてはいるんですが、まだどっちにいくかはっきりは決まっていない。いい勝ち方なら、次につながる。ここはしっかりいい勝ち方にするのが大事」と、自分に言い聞かせた。
5月の米ラスベガスでのアンドルー・モロニー戦12回KO勝利で現地から称賛を受けた2階級制覇王者の中谷は、25勝(19KO)3敗2分けの挑戦者アルヒ・コルテス(メキシコ)との一戦へ「丁寧に戦っていくことに重きを置いている。コルテス選手は好戦的な選手だが、しっかり対応できる体づくりをしてきた」と胸を張った。
同席したM・Tジムの村野会長は「表情もすっきりしていて、今までの疲れが徐々にとれながら、いい状況になっている。後はしっかり体重もつくって、計量に備えるだけだと思う」と、勝利への自信をのぞかせた。



