桑原拓 世界ランカーに4回KO 東洋太平洋初防衛に成功

 「ボクシング・東洋太平洋フライ級タイトルマッチ」(11日、後楽園ホール)

 桑原拓(28)=大橋=がWBA同級11位で世界戦挑戦経験のあるウラン・トロハツ(中国)に4回KO勝ち。王座防衛を果たした。

 1回から相手の左右ボディに鋭いパンチを打ち込むと、4回には左アッパーをボディに決め、トロハツはうずくまった。起き上がれずにそのまま10カウント。桑原はコーナーに駆け上がり、ガッツポーズ。「セコンドにナイス左ボディと言われたんですけど、無意識で出したので、気づいたら相手が倒れていました」と不思議そうに話し、ワンパンチの手応えを聞かれ「なかったです。自然体で出したパンチが効くのでよかった」と振り返った。

 相手は1月に元世界王者の木村翔(花形)に引き分けた世界ランカー。「鬼門の初防衛と言われていたので、気を引き締めていきました。(トロハツ選手は)長年ずっと世界のトップで戦ってきたベテランの域に達している選手なので、勝ててうれしいです」と頬を緩ませた。

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