ボビー・オロゴン発掘のナイジェリア出身ボクサー・オイコラ ドローも「勝っていたと思うが真摯に受け止めたい」
プロボクシングの日本フェザー級4位でナイジェリア出身のリドワン・オイコラ(25)=平仲ボクシングスクール=が20日、後楽園ホールで李鎮宇(26)=角海老宝石=とスーパーフェザー級8回戦で対戦。激しい打ち合いは1-1のドロー決着となった。
同じナイジェリア出身でタレント、格闘家のボビー・オロゴン氏が発掘した逸材。9戦9勝の強さを誇る李鎮宇を相手に、1回にパンチを浴びても効いていないと両手を振り、3回にもコーナーに寄りかかり、相手を挑発するようなポーズを見せた。自身はパンチの強さをアピールし、李も鼻血を出すなど、スピードとパワーを見せたが7連勝ならず。
試合後は「相手に感謝してます。すごく男らしい戦いだった。自分が勝ってたんじゃないかと思ったけど、ドローは仕方がない。自分はポイントとして勝ってたと思う。それでも、ドローになったので真摯(しんし)に受け止めていきたい」と冷静に振り返り、コーナーからアドバイスを送っていたボビー氏も「いい試合でした。ナイス、ファイト」と話した。
元WBA世界スーパーライト級王者の平仲明信会長は「僕は今回の試合は引き分けでよかった。今日の試合で勉強になった。沖縄で一生懸命練習してるし、これからも東京にでてきてスパーリングをやりますので、その後、タイトルマッチをやるのでよろしくお願いします」と5月に試合を行う予定を明かした。





