猪木さんに捧ぐ1、2、3、ダーッ! 競技、団体の壁越え闘魂11試合 元付き人・藤原組長締めた

 「INOKI BOM-BA-YE×巌流島」(28日、両国国技館)

 10月1日に79歳で死去した元プロレスラー、元参院議員のアントニオ猪木さんの追悼興行が28日、両国国技館で開催された。異種格闘技戦のパイオニアである猪木さんのゆかりの選手らが競技、団体の壁を越えて参戦し、11試合で熱戦を繰り広げた。最後は出場選手とゲストが総出で追悼セレモニーが行われ、猪木さんの元付き人で厚い信頼を受けた藤原喜明(73)が音頭を取り、猪木さんの決めゼリフ「1、2、3、ダーッ!」の大合唱で締めくくった。

 闘魂の遺伝子を受け継ぐ者たちが天国に熱戦をささげた。猪木さんの存在の大きさを物語るように、試合には格闘技のレジェンド、現役の強豪、さらにはキックボクシングの龍聖、柔術のイゴール・タナベら将来を嘱望される若手も参戦した。

 メインイベントは猪木さんが設立した新日本プロレス提供試合で、猪木さんの弟子の柴田勝頼がUFC出身のトム・ローラーとUWFルールで対戦。ダウンと3度のロープエスケープを奪われながら、猪木さん得意の卍固めで逆転勝ちした。

 17年4月に両国で急性硬膜下血腫の重傷を負った柴田は、「今日はアントニオ猪木に呼ばれてここに来ました。両国でほぼほぼ死にかけて、でも、両国のメインに戻ってくることができました。『元気があれば何でもできる』、その通りだと思います」と、猪木さんの名ゼリフの意味をかみしめ、「本当にお疲れさまでした。後は柴田がやります。みんな役割があると思って、自分にできることは自分がやる。どこの世界でも。アントニオ猪木はそんな小さいことじゃない。もっとデカいもので」と誓った。

 セレモニーには猪木さんの弟子で令和猪木軍の総監督を務めた柔道五輪銀メダリストの小川直也氏、RIZINの榊原信行CEO、K-1創設者の石井和義氏、元K-1の魔裟斗氏、新日本プロレスの飯伏幸太ら多彩なゲストが登場し、藤原の音頭で「1、2、3、ダーッ!」を大合唱。小川氏は「今日は初日なので、ちょっと反省しながら次につなげるかどうか」と話しながらも、「闘魂の字を、猪木さんの思いを絶やすなと言うことで、われわれはやっていきたい」と、継続開催に意欲を示した。

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