格闘家の朝倉未来（３０）が２１日に公開された“濱の狂犬”と呼ばれたアウトサイダーのレジェンド格闘家で、現在は俳優の黒石高大のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに、ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎで黒石と対戦したこめおとともに出演した。

　対談の中で、朝倉は引退についても言及した。１０月にツイッターで「格闘技に人生を変えてもらった　もう少しでお別れでさみしくなる」と、引退時期が近づいていることを示唆する呟きをしていた朝倉。黒石からまず「やりたい選手いる？」と問われると、「それはクレベルととりあえずやりたいっすね」と昨年６月に対戦し敗れた、ＲＩＺＩＮフェザー級の現王者クレベル・コイケの名前を挙げ、「引退しちゃうの？」と問われ、「そろそろたぶん」と、率直に語った。

　「もともとアウトサイダーでプロになった時から決めてたんっすよ、３０で引退って。でも格闘技の刺激だったり、幸せを超えるのってないから、辞めれるかどうかわからない」としつつ、海外進出の可能性についての質問に「一旦ＲＩＺＩＮのチャンピオンになってもない奴が海外行ってもっていうのはあるから。俺、ＲＩＺＩＮで２敗しかしてなくて、斎藤選手にはリベンジ完了してて、後はクレベル。クレベルが今チャンピオンなんで、そこリベンジと共に倒したいなっていうのはあります」と、思いを明かした。

　ただ、それは退路を断った戦いになる。「負けたら引退です。俺人生で同じ相手に２回負けた事ないんで。終わりっすね、そしたら。本気で勝ちにいきますよ」と、言い切った。