元ボクシング５階級制覇王者のフロイド・メイウェザー（４５）＝米国＝が２５日に行われた格闘技「超ＲＩＺＩＮ」で、総合格闘家の朝倉未来（３０）＝トライフォース赤坂＝と対戦。２回ＴＫＯで勝利後、控室付近の通路で朝倉に言葉をかける様子の動画がＲＩＺＩＮの公式チャンネルで公開され、反響を集めている。

　メイウェザーは朝倉と握手を交わし、手を握ったまま「胸を張ってください。とてもタフです。あなたが好きになりました。おれたちふたりでエキサイティングな試合を作りました」と、通訳を通じて熱い思いを伝えた。

　その舞台裏動画は公開から１日を経過して１３０万超の再生回数。コメント欄には「メイウェザー、試合後の言葉が優しい」、「敬意もあって良い人だな」、「全ての面において格が違う」などの声が寄せられた。

　試合では一撃で朝倉を沈め、ボクシング５０戦無敗の実力をみせつけたメイウェザー。会見では朝倉について、「誇りに思う。私がお客さんを盛り上げることに貢献した。とにかくタフだった。戦いに来た覚悟が伝わった」と評価。未来のボクシングの才能も「彼は３０歳で可能性は低いが、昔から始めていたらボクシングでもいいところまで行ったと思う」と語った。