元プロレスラー・鶴見五郎さん死去 日本人悪役レスラーとして活躍

 元プロレスラーの鶴見五郎さんが26日に、低血圧と敗血症のため死去したことが関係者の話で分かった。73歳だった。生前の本人の意向により、葬儀は行わない。

 鶴見さんは国際プロレスでデビューし、日本人悪役レスラーとして独立愚連隊を結成するなど活躍。国際プロレス解散後は全日本プロレス、SWS、NOWなどに参戦し、93年にIWA格闘志塾を旗揚げし、インディー戦線で活動した。

 教え子でサイバーファイト社長の高木三四郎は「かなり前から体調がよくないと聞いていて、他の弟子と会いに行こうと話はしていたがコロナで面会できなかった。インディーの世界観を体現していた人。この業界で生き残るという気概のある方で、そのスピリッツを学んだ」と師匠を悼んだ。

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