ボクシング挑戦の皇治 あわや乱闘騒ぎ ヒロキングに「コイキング」亀田興毅氏が制止

 会見を行った(左から)皇治、亀田興毅ファウンダー、ヒロキング=ANAクラウンプラザホテル大阪
 会見でエキサイトする皇治(左)とヒロキング=ANAクラウンプラザホテル大阪
 フェイスオフする皇治(左)とヒロキング=ANAクラウンプラザホテル大阪
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 「ABEMAスペシャルマッチ」(14日・エディオンアリーナ第1競技場)でボクシングに挑戦する元K-1で現在はRIZINで活動する皇治(33)=TEAM ONE=が13日、大阪市内のホテルで計量に臨み、契約体重の上限となる63・0キロでクリアした。対戦相手のC級プロボクサーのヒロキング(福重浩輝、29)=KWORLD3=も同じく63・0キロで通過した。

 日本ボクシングコミッション(JBC)のライセンスを保持しない皇治と、保持者のヒロキングが対戦するため、JBCは試合を控えるように要望されているが、イベントを手掛ける「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)は、試合前に同会場で開催する「3150FIGHT vol.3」とは切り離し、チケットを分けて入れ替え時間も設定するなど、ABEMAの企画として開催することを改めて明言した。

 試合は3分×3ラウンド、KOおよびレフェリーストップのみの判定なし、ヘッドギアなし、10オンスグローブを使用のルールで行われる。パンツのみの着用で計量をクリアしたヒロキングに対し、皇治はスニーカーだけ脱いで、Tシャツ半パン姿でリミットちょうどでパスした。

 計量後の会見ではヒロキングは「本気でやっていることを見せつけられる最高のチャンス。やります!」と気合十分。一方の皇治は自身がプロデュースした香水を宣伝するなど余裕を漂わせた。

 自身が2度対戦し、因縁のある梅野源治にヒロキングがアドバイスを受けたことを持ち出し「ガッカリ。金魚のフンに教えてもらったらただのコイキングですね」などと挑発した。これに逆上したヒロキングが今にも殴りかからんとばかりに皇治に詰め寄り、慌てて興毅ファウンダーが制止した。皇治も壇上に置かれたコップの水をヒロキングに浴びせるなど、余裕の姿勢は崩さないものの応戦。フェイスオフでは関係者に引き離されながらも1分ほど続いた。

 興毅ファウンダーは「熱い気持ちをリングでぶつけあって、どっちが強いのか見せてほしい。ボクシングに挑戦するということも素晴らしいこと。果たして皇治選手がボクシングのリングで力を出せるのか、どれだけの実力があるのか僕自身も興味がある」と熱戦を期待した。

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