井上尚弥 ボクシング人生は「35歳まで」「理想は無敗でゴール」

 会見をする井上尚弥(撮影・園田高夫)
 会見前にポーズを決める井上尚弥(撮影・園田高夫)
 質問に真剣に考える井上尚弥(撮影・園田高夫)
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 ボクシングのバンタム級で日本初の世界3団体統一王者となった井上尚弥(29)=大橋=が27日、日本外国特派員協会で会見した。

 7日にノニト・ドネア=フィリピン=に2回1分24秒で衝撃のTKO勝ち。今後はWBO同級王者ポール・バトラー=英国=との4団体統一戦にも期待がかかる。

 この先を見据えた質問に、井上は「今年の目標は4団体統一。年内、行えたとしたなら、スーパーバンタム級に上げて挑戦したい。その先、自分の体、体重、そういったところも出てくるので慎重に考えていきたい」と語った。

 交渉状況を問われると、「バトラーとの交渉は所属ジムの大橋会長からは『交渉中、流れ的にはいい』と聞いていますが、具体的には聞いてません。開催国はこの4団体統一、実現するなら日本、アメリカ、イギリスでもどこでもいいので、実現に向けて進めていきたい」と自信をにじませた。

 さらに、今後のボクシング人生に関する理想像についても問われた。井上は「プロボクサーとして到着点、最終地点は35歳まで。そこまでの道のり、理想は無敗でゴール。ボクシングはそんなに甘くない。まして階級を上げていけばぶち当たることも出てくる。このボクシングをやって良かったな、と35歳まで思えれば満足できるのかなと思います」とうなずいた。

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