スターダム・朱里 世羅との完全決着戦制しV5!竹刀攻撃、集団暴行耐え絞殺TKO

 V5を果たした朱里
 世羅りさ(左)に強烈なキックを決める朱里
 渡辺桃(右)から挑戦を受ける朱里
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 「プロレス・スターダム」(28日、大田区総合体育館)

 ワールド・オブ・スターダム選手権試合が時間無制限、KOとギブアップのみの完全決着ルールで行われ、王者の朱里がスターダムに殴り込んでいるプロミネンスの世羅りさを破って5度目の防衛に成功した。

 15日の大会で世羅らに挑発、集団暴行を受けた怒りに燃える朱里の要求によって完全決着ルールが採用された一戦。だが、朱里はまたも世羅の竹刀攻撃、プロミネンス勢の乱入を受けて苦しんだ。しかし、助太刀に入ったMIRAIがプロミネンス勢を蹴散らしてピンチを脱出。最後は竹刀を奪い取って鬼の形相でへし折り、最後は猛烈なミドルキックの連打から裸絞めで捕らえるとセコンドからタオルが投入された。

 マイクを持った朱里は「これがワールド・オブ・スターダム・チャンピオンだ。どんなルールでもこの赤いベルトは守り続ける」と勝利のアピール。続けて「お前さ、竹刀ってさ、そういうの、使わなくっても強えじゃん、すげえことできるじゃん。だから、次、試合するときはそういうのなしで、お前と向き合って、1対1で、心で試合したいよ。いつでも、かかってこいよ。待ってるから」と世羅に再戦を呼びかけた。

 世羅が去ると、渡辺桃が登場。「朱里、忘れたとは言わせねえぞ。去年のファイブスター(5☆STAR GP)決勝で負けて以来、ようやくこの時が来たんだよ。次の挑戦者はこの私だよ」と名乗り出た。

 渡辺は21年12月に極悪ユニット大江戸隊入りしており、朱里は「大江戸隊、ブラックピーチになった渡辺桃、私もこの赤いベルトをかけて試合したいと思ってたよ」と前向きに返答。だが、朱里から「大江戸隊ってさ、いろんな人介入してきたりするじゃん。じゃなく、ウチは渡辺桃と、1対1で、この赤いベルトかけて試合したいから、そこんとこ、頭に入れといてよ」とクギを刺されると、「どんなルールでも勝つのが赤いベルトの王者って言ってたよな」とへりくつをこねながらも「お前と1対1で正々堂々とやってやるよ」と承諾した。

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