亀田和毅 次戦は1階級上、強打のオリンピアン リスク承知の前哨戦「危機感持って」

 ボクシング元世界2階級王者でWBA世界スーパーバンタム級3位の亀田和毅(30)が17日、西宮市のTRYBOX平成西山ジムで記者会見し、次戦を発表した。7月30日に神戸市立中央体育館で、12年ロンドン五輪代表のウィリアム・エンカーナシオン(33)=ドミニカ共和国=とフェザー級10回戦を行う。

 相手はプロで21戦19勝(15KO)2敗と高いKO率の強打者。しかも、昨年12月に和毅がWBAの次期挑戦者決定戦を制したスーパーバンタムより、1階級重いフェザー級が主戦場だ。和毅は「危機感を持ってやりたい。1階級上のハードパンチャーに勝てば自信を持てる」と腕をぶす。

 今年3月で兄の亀田興毅氏が会長を務める3150ファイトクラブを離れ、TRYBOX平成西山ジムへの所属が決まった。世界挑戦権を得ながらリスク承知の前哨戦は異例だが、同ジムの西山一志会長(44)は「和毅が危機感を持てる相手とやりたいと選んだ」と説明。和毅は新天地での果敢な取り組みに「本当に最後だと思う。今年31歳。1試合1試合全力で悔いのないように戦いたい」と決意を述べた。

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