新日本・内藤、イリミ前哨戦でオカダに失格0の完勝!王座奪取で幻のヒロム戦実現だ

オカダ・カズチカ(下)を攻める内藤哲也=後楽園ホール
札幌大会に向けてマイクアピールする内藤哲也=後楽園ホール
オカダ・カズチカ(右)を攻める内藤哲也=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(17日、後楽園ホール)

 IWGP世界ヘビー級選手権試合(20日、北海道立総合体育センター北海きたえーる)の前哨戦が8人タッグのイリミネーションマッチで行われ、王者の内藤哲也組が挑戦者のオカダ・カズチカ組に1人の失格も出さない完全勝利を収めた。

 内藤は高橋ヒロム、鷹木信悟、SANADAとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン4人組を結成してオカダ、小島聡、真壁刀義、棚橋弘至組と激突。「オカダ、来い」と呼び出しておきながら、オカダが出て来ると組み合うことなくタッチするなど挑発的な行動を見せたが、真壁、棚橋が失格となるとオカダと対峙して激しくやり合った。

 そして、オカダが突進するとショルダースルーで迎撃してエプロンサイドへ追いやり、すかさず前哨戦で執ように攻め続けてきた左ヒザへ低空飛行のドロップキックで場外へたたき落として失格に追い込んだ。

 そこからは1人残った小島に数的優位を生かして攻め込むが、小島もSANADAとヒロムにコジコジカッターを繰り出し、鷹木にラリアット合戦で打ち勝つなど意地を見せる。しかし、最後は内藤が小島をバレンティアで頭からマットに突き刺し、場外のオカダに見せつけるようにデスティーノを繰り出して3カウントを奪った。

 内藤はこれで前哨戦11連勝。19日の北海きたえーる大会でIWGP USヘビー級王者の棚橋に挑戦するSANADAも前哨戦で全勝しており、試合後にマイクを持つと、「おそらくこの勢いのまま、2月19日、2月20日、札幌大会のタイトルマッチは勝利してしまうでしょう」と観衆にアピールした。

 インタビューでの内藤は「今、新日本プロレスで一番強い男を感じたい。その一番強い男を倒したい。そして、2023年1月4日、東京ドーム大会のメインイベントに戻りたい。これが今回、オレがオカダに挑戦する理由なんだけど、オカダに勝ったら、きっとオレはリング上で我慢できず、あの男の名前を叫んでしまうんだろうな。2年前の旗揚げ記念日、対戦が決まっていたはずなのにコロナで中止になってしまった、あの男とのシングルマッチ。2年前に止まってしまった時計の針を進めることからオレは始めようかな。新日本プロレスで一番強い男を倒したらの話しだけどね」と、オカダから王座を奪取し、2年前に幻となった同門の高橋ヒロムとのドリームマッチを再度提案することを示唆した。

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