西島洋介“引退試合”臨む 次世代に託すヘビー級王者の夢「思いが伝わる試合を」

 ボクシングの元東洋太平洋クルーザー級王者で「西島洋介山」のリングネームで活躍した西島洋介(48)が15日、“引退試合”に臨む心境を語り、対戦相手の但馬ミツロ(27)=3150=に自身が果たせなかった日本初の世界ヘビー級王者の夢を託す思いを伝えた。

 亀田興毅会長の3150ファイトクラブ主催興行(16日・メルパルク大阪)の全カード終了後に日本ボクシングコミッション管轄外のスペシャルマッチを行う。西島の強い希望でヘッドギアなし、3分×4回のルールでの開催が決定した。

 PRIDEなどでも活動した西島だが「最後はどうしてもボクシングで終わりたい思いがあった」と明かす。「ミツロ選手に日本初の世界ヘビー級王者になってほしい。その思いが伝わるような試合をできれば」と思いを込めた。

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