TKO木下が亀田興毅会長興行にスパーで出場「TKOされんよう」“因縁”ノア丸藤と

 3150(サイコー)ファイト (左から)亀田興毅会長、エンタメファイトで対戦するTKOの木下隆行と丸藤正道、大毅副会長(撮影・堀内翔)
 3150(サイコー)ファイトについて語る亀田興毅会長。左は大毅副会長、中央はTKO木下(撮影・堀内翔)
 3150(サイコー)ファイト (左から)亀田興毅会長、メインイベントに登場する力石政法、大毅副会長(撮影・堀内翔)
3枚

 お笑いコンビTKOの木下隆行が、亀田興毅氏が会長を務めるジム「3150ファイトクラブ」の興行「3150ファイトVol.1」(12月16日、メルパルクホール大阪)のスペシャルファイトに出場し、プロレスリング・ノアの丸藤正道と、スパーリング形式を2分2ラウンドで行うことが27日、記者会見で発表された。

 会見場に姿を見せた両者は、ファイティングポーズで向かい合った。木下と以前から親交があるという興毅会長は、「ボクシングっていう舞台、リングに上がることで、頑張っている姿とかを見せて、ちょっとでも変わってもらえたらな」と、後輩との騒動で落ちてしまった“世間の見る目”を変化させようと、木下にオファーをしていたと明かした。

 対戦相手の丸藤とは、実はSNS上の“因縁”があった。後輩にペットボトルを投げつけた騒動で、後輩との絡みを「プロレスみたいなもの」という趣旨の表現をして、これに丸藤がツイッターで不快感を示した、というもの。丸藤もこの日の会見で「プロレスというワードをどういう意味あいで使ったのかは分かりませんが、その時はね、ちょっと僕もカチンときてしまった部分もあった」と振り返った。ただ今回のスパーリングについては「木下さんとボクシングにしっかりリスペクトを込めてお互い、ガッチリやり合えたらいいなと思っています」と、過去のこととは別に取り組むとした。

 ボクシング未経験の木下は、悩んだ末にオファーを受けたというが、その際に相手は聞いていなかったという。「スペシャルマッチ」という位置づけのスパーリングとはいえ、バリバリの現役レスラーが相手、ということもあり、「ボクシング界を盛り上げる、そして僕の人生を変えるという意味でOKを出させていただきましたけど、一つだけ言うていいですか。興毅くん、…マッチメークがヘタすぎる」とクレームを入れた。

 「当日、試合はTKOされんように頑張りたいと思います。一生懸命頑張ります」とコンビ名を交えつつ、抱負を述べた木下だったが、「対戦相手をきいていなかったので、何度も言いますけど、今、後悔しております」とも。丸藤も「僕もボクシングは素人なので、ご安心ください。素人どうしで是非とも。ただ、逆に僕がTKOされないように。負けたらTKO丸藤っていう名前になっちゃはないように、気をつけます」と応じていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス