五輪ボクシング金の入江聖奈、ゲーム制作で就職希望!インターンシップで準備

 東京五輪ボクシング女子フェザー級金メダリストの入江聖奈(21)=日体大=が17日、東京スカイツリーで行われたトークイベントに出席した。大学卒業後はゲーム業界に就職したいという意向を明かし、「ボクシングを辞めた後は社会人になるので、面白いゲーム(制作)を目指したい。(五輪で)応援してもらったので、恩返しとして社会に貢献できるような女性になりたい」と青写真を描いた。

 23年春の大学卒業に向けて、ボクシング女王からゲームシナリオライターという異例の転身を目標にする。五輪直後は大好きなカエル関連の仕事に就きたいと明かしていたが、4歳頃からポケットモンスターなどのゲームにも夢中だったという入江。「(社会人は)1日の大部分を仕事が占めるので、やっぱり好きなことに携わりたい」と人生の指針を明かし、最近はゲーム業界への就職に心が傾いていると告白した。

 金メダリストとなった直後にもかかわらず、五輪後にはインターンシップでゲーム会社を訪問したという。現時点でプログラミングの心得はないものの、制作部門を目指しており、ゲームのシナリオやキャラクターのセリフを考えるシナリオライターを志望。訪問先では「努力次第でプログラミングは今からでも全然できるようになる」と背中を押されたといい、「(なれる)可能性があるんだったらこれだな」と強く心を引かれた。

 エントリーシートはまだ着手していないが、学生時代の成果として“東京五輪金メダル”という肩書を引っさげているだけに「デカデカと書きたい!何が何でも受かりたいので(笑)」と、金メダルを最大限活用するとアピールする構えだ。

 人生を一変させた東京五輪から2カ月半が経過。既に練習も再開しており、来年9月のアジア大会(中国・杭州)での日本女子初の金メダルを次なる目標に掲げた。まずは五輪後初実戦となる全日本選手権(11月、墨田区総合体育館)に向けて、「めちゃめちゃ緊張すると思うが、五輪チャンピオンとして誇りを持ちたい。金メダリストと見られてることが原動力。下手なボクシングはできないなと思うと頑張れる」と気合を入れた。

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