赤井英和Jr.英五郎 デビュー戦どつかれた 1回TKO負け「現実味がない」
「ボクシング・東日本新人王ミドル級予選4回戦」(11日、後楽園ホール)
“浪速のロッキー”と呼ばれた元人気ボクサーで俳優の赤井英和の長男、英五郎(25)がデビューし、同じくデビュー戦の岡村弥徳(23)に1回TKO負けした。父、母、姉が見守る中、英五郎は素早い連打を浴びて苦戦。筋肉隆々の肉体から繰り出す父譲りの強打で反撃したものの、相手の左フックでぐらつき、連打に捕まってストップとなった。
英五郎は完敗に「あっという間で、もうちょっと試合をしたかった。やりたいこともできなくて現実味がない」とガックリ。「過ぎたことは仕方ない。コーチと話し合いながら、もうちょっと頑張りたい」と前を向いた。
父は「試合を見返して、一から練習して頑張っていこう」と声をかけたといい、「力を出しきれなかったけど、これから20連勝すればいい」とエールを送った。