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赤井英和の長男・英五郎どつかれた…デビュー1回TKO負け 父「これから20連勝」

 息子の試合後に取材に応じる赤井英和
 試合後、うなだれる長男の英五郎(左)に声をかける赤井英和
 デビュー戦で敗れた長男の英五郎(左)に声をかける赤井英和
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 「ボクシング・東日本ミドル級新人王予選4回戦」(11日、後楽園ホール)

 “浪速のロッキー”と呼ばれた元人気ボクサーで俳優の赤井英和の長男、英五郎(26)=帝拳=がデビュー戦に臨み、同じくデビュー戦の岡村弥徳(23)=八王子中屋=に1回2分24秒TKO負けした。

 父、母、姉が見守る中で映画「ロッキー」のテーマ曲で入場した英五郎。だが、開始から相手のスピード豊かな連打を、課題のあるガードのすき間から次々と浴びる。それでも、12連続KO勝利を記録した父譲りの、筋肉隆々の肉体から繰り出す強打で反撃し、強振した左右のフックなどをヒットさせるが、相手の左フックでぐらついてしまう。そこからは相手のパンチの雨にさらされ、レフェリーがストップした。

 試合後、父から抱擁でねぎらわれた英五郎。最後まで立ち続ける打たれ強さは見せたものの、一方的な完敗を「あっという間で、もうちょっと試合をしたかった。ガードを意識して練習していたんですけど、棒立ちになってしまった。そこからオフェンスにつなげないと勝てない。やりたいこともできなくて現実味がない。普通に相手が強かった」と反省しながら振り返った。

 米国で過ごした中学高校時代はラグビー、大学ではアメリカンフットボールをプレーし、20歳でアマチュアボクシングを始め、東京五輪出場を逃したことでプロ入り。「(プロのリングに)上がっただけでは満足していないんですけど、勝てなかったのは申し訳ない」と話し、「過ぎたことは仕方ない。ボク1人で戦ってないから、コーチと話し合いながら。勝つために練習しているんで、もうちょっと頑張りたいです」と前を向いた。

 また、父は試合後に「試合見返して、一から練習して頑張って行こう」と声をかけたという。ほろ苦い息子のデビューを「最初から細かいパンチをもらいすぎて、英五郎のいいところが出る前に、先手先手で当てられたのが敗因。振って当たりゃいいんですけど、持ってる力を出せずにかわいそう」と振り返った。

 自身は世界王座挑戦まで登り詰めたものの王座奪取はならず、その夢を息子に託すことについては「世界チャンピオンとか、そんな強いところの世界は思っていません」という。「すばらしいスポーツ、ボクシングでボクの財産である仲間、先輩、後輩ができた。英五郎も財産を作ってもらいたい」と希望し、「力を出しきれなかったけど、これから20連勝すればいい」と、エールを送った。

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