18歳女子ボクサー、KO負け5日後に死亡 コーナーで連打浴びて救急搬送 米報道

 女子ボクシングのジャネット・ザカリアス・ザパタ選手=メキシコ=が試合でKO負け後に救急搬送され、5日後に死亡した、とAP通信が2日(日本時間3日)、伝えた。18歳だった。

 同選手は8月28日(同29日)にカナダ・モントリオールで行われたマリー・ピエール・ユール=カナダ=との試合で4回終了間際にコーナーで連打を浴び、サンドバッグ状態に。マウスピースが口から飛び出るほどの強烈なパンチを受けた。終了のゴングの後はコーナーにもたれかかるようにして立ったまま、自力で自陣に戻ることができず。レフェリーはKO負けを宣告した。

 SNS上で拡散されている試合動画ではトレーナーがコーナーへ駆け寄り、同選手の状態を確認すると、突然、手をけいれんさせ、崩れ落ちるようにして倒れた。すぐに医療スタッフが呼ばれ、担架で搬送された。

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