朝倉未来、衝撃の失神負け 鬼神クレベルの三角締めに屈する

クレベル・コイケ(右)に敗れた朝倉未来=東京ドーム
朝倉未来(右)を攻めるクレベル・コイケ=東京ドーム
朝倉未来(右)にパンチを見舞うクレベル・コイケ=東京ドーム
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 「RIZIN.28」(13日、東京ドーム)

 18年ぶりに東京ドームで開催されたMMAイベントのメインイベントで朝倉未来(28)=トライフォース赤坂=とクレベル・コイケ(31)=ブラジル=が対戦。2回に三角締めで失神、レフェリーストップで敗れた。

 静岡県の名門ブラジリアン柔術道場のボンサイ柔術所属で“柔術界の鬼神”と呼ばれ、一本勝ちを量産してきた強敵のクレベルとの一戦を“日本最高峰の戦い”と位置づけた未来。1回はクレベルに組み付かれて下から三角締めを狙われるなど苦しんだが、立ち上がり際に左ストレートを見舞うなど、得意の打撃では優位に立った。

 2回は。相手のローキックでコーナーに追い詰められると、組み付かれて倒された。タコのように手足を絡みつけられると、三角締めを極められた。未来はタップしなかったが、腕をだらりと伸ばして失神状態。レフェリーが試合を止めた。衝撃的な結末に場内はどよめいた。

 試合はRIZINフェザー級王者の斉藤裕(33)=パラエストラ小岩=の挑戦者決定戦と位置づけられて行われた。未来はRIZIN参戦後7連勝後の20年11月に斎藤裕と初代王座を争って敗北。前戦で再起星を挙げたが、2連勝はならなかった。

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