新日本・オーカーン 内藤に前哨戦5連勝!LIJリーダー交代要求「一生、二番手」

内藤哲也(下)を攻めるグレートーOーカーン=後楽園ホール
内藤哲也(手前)にモンゴリアンチョップを見舞うグレートーOーカーン=後楽園ホール
内藤哲也(左)にキックを見舞うグレートーOーカーン=後楽園ホール
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 「プロレス・新日本」(18日、後楽園ホール)

 26日の広島サンプラザホール大会で内藤哲也と一騎打ちするユナイテッド・エンパイア(UE)のグレート‐O‐カーンが前哨戦で5連勝。内藤が敗れれば、率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのリーダーを高橋ヒロムかSANADAに譲ることを要求した。

 オーカーンはアーロン・ヘナーレと組んで内藤、SANADA組と激突し、挑発的なファイトを見せながらも、ヒザ十字固めなどで内藤の左ヒザを厳しく攻撃。終盤には4人が入り乱れる中で、SANADAに変型背骨折りの大空スバル式羊殺し、アイアンクロースラムのエリミネーターで大ダメージを与えるアシストを見せ、ヘナーレがStreets of RageでSANADAにトドメを刺した。

 試合後にマイクを持ったオーカーンは、自身がUEの広報を名乗ることを内藤がからかう発言をしていることから、「どうも、帝国の広報担当です」と謙虚に切り出しながらも、「広報ってのは言葉だけじゃねえんだよ。帝国の強さは常にリングで示している。そんなに余が気になってしょうがないか。まあ、仕方ないだろ」とアピール。花道では内藤に詰め寄り、「何連敗してるんだ、テメエ」と挑発した。

 バックステージでは、これまで内藤の学歴や出身地の東京都足立区を侮辱してきた憎まれ口を全開。「逆転の内藤、逆転逆転と、自分が落ちこぼれなのを理解していることはとてもいいことだ」と高笑いし、「広島でまた負けるようなことがあれば、ロス・インゴのリーダーの座をヒロムかSANADAにでも譲ってもらおうか。お前は一生、二番手として生きていくんだよ。心からの挫折を味わえるだろう」と要求した。

 一方の内藤は、16日の大会でオーカーンに「キャプテンアダチ」と呼ばれたことに反応。自身が過去に三重県桑名市出身の後藤洋央紀に「キャプテンクワナ」を名乗ることを要求したアイデアの盗用疑惑を指摘し、「それとも、必死にいろいろなことを考えた結果、出てきたのがキャプテンアダチだったのか。もうちょっとひねって欲しかったな。もしかして、オレの学歴をバカにしているわりに、オレと考えが似てたりするのかな」と切り返した。

 続けて、「オレの知名度のことも言ってたけどさ、そんなにオーカーンの知名度がメチャメチャあるんだったら、お客様に新発売のオーカーンTシャツを着ていただいて会場に来てもらえばいいじゃん。もしかしたら、明日の後楽園ホール大会はオーカーンTシャツを着たお客さんで会場があふれてしまうかもしれないね。そんな会場をオレは見てみたいよ」と、皮肉を投げかけた。

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