ノア・武藤 腸炎で5キロ減も「安パイ」清宮との前哨戦勝利「今日はオレも必死」
「プロレス・ノア」(7日、横浜武道館)
14日に清宮海斗の挑戦を受けるGHCヘビー級王者の武藤敬司が最後の前哨戦も制した。清宮を「安パイ」と評する余裕を見せている武藤。清宮の積極的な攻めを老かいに受け止めると、終盤に稲村愛輝を捕らえ、久々に試みたスペースローリングエルボーはバランスを崩したが、足4の字固めでねじ伏せた。
試合後には数日前に腸炎を発症し、体重が約5キロ落ちたことを公表。それでも、「地運はともかく天運も味方しないとタイトルマッチで勝てない。先週体調が悪くなったけど、来週じゃなくてよかった」と前向きに受け止め、清宮に関しては「今日はオレも必死だったよ。体調も悪かったし。ただ、こういう状況でもあそこまでできる自分をほめたい」と評価を若干改めた。