全日本・諏訪魔、最強タッグ連覇で“6冠”宣言!三沢&小橋のV3更新にも意欲

 全日本プロレスは13日、都内で世界最強タッグ決定リーグ戦(18日開幕)へ向けた会見を開き、出場8組の選手が意気込みを示した。

 前年優勝者で世界タッグ王座(PWF世界とインターナショナルの統一王座)を保持する“暴走大巨人”諏訪魔、石川修司組は、初戦の相手であるアンファンテリブルの芦野祥太郎、羆嵐組とともに登場。石川は「ボクらは競馬で言えば二重丸がついている本命。結果もそうですけど、内容も圧倒して、やっぱり暴走大巨人しかいないというのを証明できるリーグ戦になる」と、同一タッグでは史上5組目となる連覇に自信を示した。

 続いて、3冠ヘビー級王座も保持する諏訪魔が「今5冠、そして最強タッグも優勝して6冠にしたい」と宣言。石川とは10月24日の芦野、羆嵐組との5度目の防衛戦の前に結束に亀裂を生じさせたが、関係を修復させて勝利しており、「絆もバッチリ。コンディションもバッチリ。開幕戦の芦野、羆嵐組に勢いのいいところを見せつけて2タテして、幸先いいスタート切りますよ」とアピールした。また、最多連覇は三沢光晴、小橋建太組の3連覇が記録となっており、「何年連続であるのか分からないけど、そこも挑戦してみようかなと」と記録更新にも意欲を見せた。

 一方、芦野は「世界最強タッグにかけている思いというのは、今年最後の締めくくりとしてもそうですし、このベルトに挑戦して負けてしまったと言うのもあります。暴走大巨人から勝ち星を挙げて、最初で最高のスタートを切って行けたらと思っています」と雪辱に闘志。「優勝すればここに並んでいる、こんなにたくさんのベルトに挑戦できるでしょう。まだ全日本に来てから何も取れていない。このタッグリーグ、必ず獲ります」と、活動を停止したWRESTLE-1から4月に主戦場を移した全日本での初タイトル奪取を誓った。

 相棒の羆嵐も「世界タッグの由緒正しきベルトをどうしても巻きたいので、世界最強タッグリーグで優勝して、あのでっかいトロフィーを手にして、また世界タッグに挑戦してやりたい」と、タイト奪取にかける強い思いを訴えた。

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