新日本G1・石井、鷹木とのどつきあい制して初勝利「これが当たり前なんだ」

 「プロレス・新日本」(30日、後楽園ホール)

 20人がA、Bの2ブロックに分かれて争うシングルリーグ戦「G1クライマックス」Aブロック公式戦の4戦目が行われ、石井智宏が鷹木信悟を破って1勝3敗とした。鷹木も1勝3敗。

 荒々しいファイトが持ち味の2人は序盤から気迫むき出しに、無数のエルボー、チョップなどを繰り出す激しい打撃戦を展開。終盤、石井は鷹木の鷹木式GTR、パンピングボンバーで追い込まれるもカウント2で返す粘りを発揮する。さらに、鷹木が執ように狙ったフィニッシュ技ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを決めさせず、延髄斬り、ラリアットから垂直落下式ブレーンバスターでマットにたたきつけて26分超の激闘にピリオド。だが、2人の興奮は収まらず、試合後もマットに横たわりながら殴り合った。

 初白星を挙げた石井はバックステージで「3連敗?それがどうした。それと鷹木、そんな激烈でもなんでもねえんだ。戦う上でこれが当たり前なんだ。てめえとはよ、1回勝った負けたの次元の話じゃねえんだ。分かったか」と鼻息荒くコメント。一方の鷹木は「強烈、猛烈、ほんと激烈だよ。石井のオッサン、ハンパねえな、相変わらず。せっかく(ウィル・)オスプレイに勝ったのによ、また振り出しだ。だがよお、これで終わりじゃねえ。言ったろ、G1始まる前に『オレが忘れられねえ秋にしてやる』って。男に二言はねえよ」と前を向いた。

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