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EVILまた“なりふり構わず”ヒロム撃破V1 内藤と再戦「返り討ちにしてやる」

 高橋ヒロム(上)を投げるEVIL(撮影・佐々木彰尚)
 内藤哲也(右)から勝負を挑まれたEVIL(撮影・佐々木彰尚)
 防衛に成功したEVIL(中央)=撮影・佐々木彰尚
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 「プロレス・新日本」(25日、ドルフィンズアリーナ)

 IWGPヘビー級・同インターコンチネンタルのダブルタイトルマッチが行われ、2冠王者のEVILがIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムを破って初防衛に成功。試合後は前2冠王者の内藤哲也の要求を受けて、再戦が決定的となった。

 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)を裏切ってバレットクラブ入りしたEVILは、反則、介入などを駆使して2冠を強奪した“なりふり構わぬ”ファイトをこの日も展開。裏切り者を倒してIWGP史上初のヘビー級とジュニアヘビー級の王座同時保持の野望に燃えるヒロムのフルスロットルファイトとの激闘は30分以上に及んだ。

 終盤、EVILはヒロム得意のTIME BOMBとTIME BOMB IIを立て続けに浴びる大ピンチに陥ったが、新たに結託したセコンドのディック東郷がレフェリーのカウントを阻止。さらに、レフェリー不在の間に東郷はワイヤーでヒロムの首を絞めて大ダメージを与え、最後はEVILがダークネスフォールズ、EVILをたたみかけてトドメを刺した。

 試合後、またも訪れたバッドエンドに名古屋のファンが沈黙する中、バレットクラブの石森太二がヒロムに暴行。そこに、LIJ率いる前2冠王者の内藤哲也が現れてヒロムを救出し、EVILとにらみ合った。内藤はマイクを持つと、「最近よく正義って言葉を使っているようだけど、正義って言ってみたり、ダークネスって言ってみたり、もしかしてEVIL、迷っているの」と挑発。続けて、「そんなEVILに2本のベルトは荷が重すぎるだろ。ベルトのレンタル期間は終了だ。そろそろ返してもらおうか」と再戦を要求すると、EVILは「笑わせんな、この野郎。返り討ちにしてやる」と受けて立つ構えを示し、両者の2冠戦が決定的となった。

 EVILにとってヒロムは年下だが、入門は1年早い先輩。渡辺高章の名で活動していた13年6月には、ヒロム(当時は高橋広夢)の海外遠征出発前最後の試合となったタッグマッチで対戦して敗れた。その試合後には広夢が「帰ってきたらもっともっと熱い試合をしようぜ。お前とならできるよ」と呼びかければ、EVILは涙を流して広夢への感謝を口にしながら、「3カウントを取られてしまって、できた借りは必ず返す」と誓っていた。

 2人はともに海外から帰国するとLIJに加入したことで肌合わせることはなかったが、EVILの裏切りによって対戦が実現。そして、EVILはなりふり構わぬ手段を用いて、借りを返す誓いを果たした。

 バックステージでEVILは「見たか、今の試合。ヒロムの心も体も夢も、時刻のそこに葬ってやったよ。これがリアルだ、現実だ」と勝ち誇り、「内藤、笑わせんな。このオレが正義だ。お前なんか返り討ちにしてやるよ」と再度宣言した。

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