トレンド1位男・KENTA、2冠挑戦要求! 内藤は「シングルやってやるよ」
「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)
“トレンド1位”の憎まれっ子KENTAが、内藤哲也が保持するIWGPヘビー級・同インターコンチネンタル2冠王座への挑戦を要求した。
KENTAは前日の東京ドーム大会で内藤が史上初の2冠奪取を成し遂げた後に襲撃。歓喜の時をぶち壊しにした暴挙で「KENTA」がリアルタイムツイートランキング1位になるなどファンの激しい憎悪を買った。
この日はジェイ・ホワイトと組んで内藤、SANADA組と対戦。すさまじいブーイングを浴びせる観衆をニヤニヤ笑いながらあおるなどの悪態をつきながら、怒りに燃える内藤と激しくやり合ったが、最後はホワイトがSANADAに丸め込まれた。
だが試合後、KENTAは内藤、ホワイトはSANADAを暴行してKO。KENTAは「帰れ」コールを浴びながら、内藤の口調をまねて観衆の怒りをあおるアジテーションを繰り広げ、「何が言いたいかっていうと、この2本のベルト、オレがいただいちゃうってこと」と2冠挑戦をアピールした。
これに対し、内藤はバックステージで「東京ドーム大会のエンディング、あの注目される舞台で行動を起こす。こうして話題になっている。レスラー目線で言うとさ、これは素晴らしいことだと思いますよ」と評価しながら、「さすが世界を経験した男、さすが昨日、東京ドームで後藤(洋央紀)に敗れ、NEVER(無差別級王座)を失った男はやることが違うよね」と皮肉も忘れず。
続けて「KENTAと遊んでやるよ。シングルでやってやるよ」と受けて立つことを明言したが、「ただし、これがタイトルマッチなのかどうか。その辺は近々、次のシリーズとかの発表があるんでしょ。新日本がどのような判断を下すのか。この判断次第ではやっぱり不信感が湧いて来てしまうよね。伝説を作ったこの男にまだ嫌がらせをするとかさ」と団体に問いかけた。