新日本プロレス史上初の2冠戦はオカダ対内藤 1・5東京ドームで実現

5日、ベルトを賭けて対決がきまったオカダ・カズチカ(左)と内藤哲也
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 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 メインイベントでIWGPヘビー級選手権が行われ、王者オカダカズチカ(32)が挑戦者の飯伏幸太(37)を39分16秒、レインメーカーからの片エビ固めで退け、5度目の防衛に成功した。セミのIWGPインターコンチネンタル選手権は、挑戦者の内藤哲也(37)が33分54秒、デスティーノからの片エビ固めで王者ジェイ・ホワイト(27)を撃破し、王座奪回。5日の東京ドームのメインでは、オカダと内藤の両王者による史上初のダブルタイトルマッチが行われる。

 オカダが飯伏との死闘を終えると、セミで激闘を制したばかりの内藤が白いベルトを携えて現れた。両者は18年1・4東京ドームでも対戦。オカダが勝利しており、「内藤さん、東京ドームのメインイベント最高に気持ちいいだろう。そして、勝つのはもっと気持ちいいぞ!またやろうぜ、東京ドームのメインイベントで」と話していた。

 内藤はこの日、リング上でマイクを握ると、「オカダ、2年前のドームでのマイクを覚えているか?俺は東京ドームのメインに戻ってきたぞ。史上初の偉業(2冠)、東京ドームで初めての大合唱、オカダを倒した上でやる」と宣言した。

 一方、オカダは「2年前に言ったこと?史上初の偉業?大合唱?そんなことどうでもいいんだよ、この野郎」と一蹴し、「最強はIWGPヘビー級チャンピオンのこの俺だ!」と絶叫。アントニオ猪木、長州力、藤波辰爾、闘魂三銃士らが巻いたこのベルトこそが、あくまで新日本プロレスの象徴であると強調した。

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