協栄ジムが休会届を提出 金平会長「再開視野に」

 プロボクシング・協栄ジムの金平桂一郎会長(54)は9日、都内の東日本プロボクシング協会に休会届を提出し、受理された。国内最多13人の世界王者を輩出した同ジムは活動停止となった。

 金平会長は都内で会見を開き、父の故・正紀氏が59年に設立し、99年に継いだ名門が休会に至ったことを「父も泣いていると思います。いろいろ言い訳はありますが申し訳ない気持ち」と謝罪した。

 代理人弁護士によると休会の主な理由は、金平会長が14年に業務委託契約を結んだ実質的オーナーから、経営上の問題などを指摘され、今年11月27日付で契約解除されたこと。代理人は契約解除の無効を訴訟で争う考えを示し、金平会長は退会にしなかったのは「ジム再開が視野にある」と説明。休会は5年以内に復帰の手続きをしなければ退会となる。

 同ジムには10人以上のプロが在籍し、現状では亀田3兄弟のいとこ京之介は22日の全日本新人王決定戦に出場できない。同協会関係者は「100%そうならないように全力を尽くす」と、移籍などに協力する考えを示した。

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