新日本G1・ホワイトがモクスリーから金星「スーパースターを倒した」
「プロレス・新日本」(4日、エディオンアリーナ大阪)
真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロック公式戦が行われ、前IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトが、5勝で単独首位のジョン・モクスリーに2敗目を付け、4勝3敗とした。
ホワイトはモクスリーの激しいラフ殺法に圧倒されながらも、マネジャー外道の巧みな介入を受けて次第に流れを引き寄せる。終盤、モクスリーに押されてレフェリーとぶつかると、外道がリングイン。モクスリーが外道をにらみつける間に、ホワイトは背後からモクスリーの急所を攻撃し、外道も追撃を加えたが、カウント2で返された。
さらに、モクスリーの必殺デスライダーを浴びる寸前の危機は、外道が注意を引いて回避。最後は自身の必殺技ブレードランナーとデスライダーの掛け合いから、SSS、ダブルアームDDT、ブレードランナーをたたみ掛けて3カウントを奪った。
試合後のホワイトは、アンフェアながらディーン・アンブローズの名で世界最大のプロレス団体WWEのトップ選手として活躍したモクスリーから金星を挙げ、してやったりの表情。「どうだ、見たか。オレは今日、最も危険な試合をして、それを制した。しかもスーパースターだった男を倒した。ヤツをわなにはめてやった。お前はオレを上げてくれた。オレがナンバーワンだと言うことが分かっただろう。これからもオレはお前の上に立ちはだかる」と怪気炎を上げた。

