12年ぶりSB参戦の中島弘貴「海人は味わったことのない恐怖を感じることになる」

 「シュートボクシング・SHOOT BOXING 2019 act.3」(23日、後楽園ホール)

 メインイベントでシュートボクシング(SB)のエース・海人(TEAM F.O.D)と対戦する第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が13日、「今までに味わったことにない恐怖を感じることになる」と、大一番への自信を明かした。

 中島はK-1 WORLD MAX 2010日本トーナメントで準優勝を飾るなど、長らく70kg級トップ戦線で活躍。SB参戦は07年10月の塚本拓生戦以来、実に12年ぶりで「(2006年に)プロデビューもさせてもらったSBのリングでまた試合をさせてもらえることがうれしい」と喜んだ。

 契約上、この1年間は試合ができなかったが「練習は毎日のようにやってましたし、試合前の選手との調整で本番さながらのスパーができていたので特に試合感覚が落ちたというのはない。昔から練習を見てもらっているトレーナーに加えて新しいトレーナーにも見てもらっていて、良い練習もできたことで充電期間となり、さらに強くなっている実感があります」と保証し、「20代の頃よりも経験だけでなく頭脳を使っても戦えるようになっているので、間違いなく今の自分は過去最高に強い」と豪語。

 海人については「強くてめちゃくちゃいい選手」と高く評価しながらも、「俺が試合中に穴を作り出します。向こうは21歳と若いながらも37戦のキャリアがありますが、俺も39戦のキャリア、魔裟斗さんが活躍していたK-1 MAXでアルバート・クラウスや日本のトップ選手たちとやってきたという経験があるので問題はないです」と攻略に自信まんまん。

 「俺は70kgのトップ戦線でやってきた自負があります。下の階級の海人選手は間違いなく今までに味わったことにない、フィジカルの差、恐怖を感じることになるでしょうね」と指摘し、「メインイベントということなのでいい試合をして必ず海人選手に勝ちます」と宣言した。

 さらに「SBといえばS-cup70kg世界トーナメントが有名ですが、今は海人選手がSBのエースということで65kg級になっているんですよね?ここで僕が勝ってまた70kgのメインのS-cupにしてもらい、そこで世界の強豪とやらせてもらうのも面白いのではないでしょうか」と、SBサイドに要求していた。

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