オスプレイがBOSJ2度目V!日本に引っ越し宣言「新日本に恩返し」

優勝したウィル・オスプレイ=両国国技館
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 「プロレス・新日本」(5日、両国国技館)

 ジュニアヘビー級シングルリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア」の優勝決定戦が行われ、Bブロック1位のウィル・オスプレイがAブロック1位の鷹木信悟を破り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 驚異的な空中殺法を得意とするオスプレイは、史上初の全勝優勝を狙うパワーファイターの鷹木と互いの持ち味をぶつけ合う33分超の大熱戦を展開。終盤、鷹木に変型ドライバーのMADE IN JAPAN、ラリアットのパンピングボンバー2連発などを見舞われる大ピンチを耐え抜き、最後は変型ダイヤモンドカッターのオスカッター、変型ネックブリーカーのストームブレイカーで鷹木をマットにたたきつけて3カウントを奪った。

 試合後、マイクを持ったオスプレイは「両国、みんな最高だったよ。どうもありがとう。鷹木さん、ありがとうございました」と喜びのあいさつ。「棚橋選手、あなたは20年前のTシャツを着続けているようだった。オレが新世代を代表する男だと思っている。時は流れ、いろんな選手がやって来て、去っていった。そうしたこの選手にも時代を作ってくれたことにお礼を言わずにいられない」と、この日に左ひじの手術から復帰してジェイ・ホワイトに敗れた棚橋弘至の名を挙げ、世代交代をアピールした。

 さらに、「日本に引っ越しします。新日本のバックアップがあって、こういうことになった」と、英国から日本に転居することを発表。「ジュニアヘビー級だけでなくヘビーで級も戦うことを約束する。オレの体、魂を捧げてたたかっていく。日本のみんな、新日本がオレを幸せにしてくれたからだ。ありがとうございました」とファンに誓った。

 インタビューでは「オレにはもう一つ欲しいものができた。もちろんIWGPジュニアヘビー級のベルトだ。ドラゴン・リー、それは君が持っているね。ドミニオンで彼に挑戦したい」と、9日の大阪城ホール大会で同王座に挑戦することを表明。最後は「ケニー(オメガ)がいなくなり、Cody、ヤングバックス、リコシェ、KUSHIDAと、トップどころの選手がたくさんいなくなった。ここはオレは必要とされているのではないかと思う。新日本に恩返しができるときが来たと思っている」と、改めて日本で奮闘することを誓った。

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