ライガー 平成最後の年に意味深発言「近いうちにいろいろ」IWGPジュニア奪回ならず
「プロレス・新日本」(6日、大田区総合体育館)
IWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われ、19年ぶり12度目の王座奪取に挑んだ獣神サンダー・ライガーは王者の石森太二に敗れた。
ファンの大声援を受けながら、つり天井固め、エプロンサイドからのトペコンヒーロなどの大技で積極的に攻め込んだライガー。一時は得意のライガーボムを完璧に決めるも、あと一歩で3カウントは奪えず、最後も空中胴締め落としを繰り出したが空中で捕らえられ、Yes Lockに持ち込まれてギブアップした。試合後は、石森が4月6日のニューヨーク・マジソンスクエアガーデン大会で防衛戦を行うとアピールすると、ドラゴン・リーが挑戦者に名乗りを上げた。
そして、敗れたライガーはインタビューで「石森よりオレが弱かった。それだけだ」とサバサバ。さらに、「今日の試合を通していろいろ考えることもあった。まあ、近いうちに語らせてもらいます」と意味深な言葉を発した。初登場から30年、平成とともに歩んだレジェンドは、平成最後の年に何を語るのだろうか。