オカダ 屈辱完敗 ホワイトのブレードランナーに沈む「オカダの時代は終わった」

 ジェイ・ホワイトに敗れてリングを後にするオカダ・カズチカ(中央)=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 昨年まで4年連続で東京ドームのメインを務め、“カネの雨”を降らせてきたオカダカズチカ(31)が、ジェイ・ホワイト(26)相手に屈辱にまみれた。

 ローリング式のレインメーカーをたたき込み、正調のレインメーカーでフィニッシュに持ち込もうとしたが、ホワイトのカウンター気味のブレードランナーに沈んだ。10月にケイオスを裏切ったホワイトと、6年半の間、マネジャー役だった外道に制裁を加えたいところだったが、逆にリング上で大の字にさせられた。

 4年ぶりにベルトのないまま迎えた1・4。昨年から1年間ロングタイツを使用してきたが、この日はショートタイツにチェンジ。原点回帰の思いを胸に臨んだが、終盤は外道の介入がない中でホワイトに上回られた。近年名勝負を繰り広げてきたレインメーカーが、わずか14分18秒で撃沈。逆にレスラーとしての岐路に立たされることになった。

 ホワイトは「棚橋、ケニー、内藤。オカダをあれだけ楽に倒したやつがいるか」と高笑い。「今、俺はベルトを持っていない。メインを見て、その勝者に挑戦する」と、この日、棚橋が奪取したIWGPに挑戦する意向を示し、棚橋の会見にも乱入した。

 「オカダの時代は終わった。これからは“スイッチブレード”。俺と一緒に呼吸しろ。俺の時代だ」と、新時代のけん引者に名乗りを上げた。

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