井上尚弥“米”の顔 米ボクシング最高権威の「リング」表紙に

 ボクシングのWBAバンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が、世界で最も権威ある米国のボクシング専門誌「リング」(19年2月号、今年12月発売)の表紙を飾ることを27日、所属ジムが発表した。98年の歴史を持ち「ボクシングのバイブル」の異名がある同誌の表紙を日本人選手が飾るのは初となる。

 同誌のフィッシャー編集長は「井上選手は表紙を飾る初の日本人という以上に、世界中に認知されるべき偉大なチャンピオン」とコメント。ジムに届いた表紙は日の丸をモチーフにした特別仕様で、井上尚は「日本人として一つ抜けたステージに行きたいと思っていたので、その意味でもうれしい。これを弾みに、3月に予定されているWBSS準決勝もまたインパクトを残して勝ちたい」と語った。

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