覆面女子レスラーのボリショイ、難病再発で引退を表明 来年4・21に引退試合

 「プロレス・PURE-J」(11日、後楽園ホール)

 PURE-Jを運営するPURE-DREAMの社長でもあるコマンド・ボリショイ(正体は非公表)が、引退を表明。来年4月21日、プロレス生活30周年となる後楽園ホール大会で引退試合を行うことが決まった。

 旗揚げ1周年興行のこの日は、一昨年暮れに退団した中島安里紗(29)=シードリング=と1年8カ月ぶりシングル対決。シビアな15分フル熱闘を終えると、11年11月に手術した難病の黄色じん帯骨化症が再発したと告白。「リングでもしものことがあったら迷惑をかける」と、事故を危惧して引退を決断したことを明かした。

 ボリショイは89年3月にジャパン女子の4期生として入門し、90年11月にデビュー。1年後にボリショイ・キッドのマスクウーマンに変身。92年1月にジャパン女子崩壊後は同4月、JWPの旗揚げに参加。同6月からコマンド・ボリショイとして活動してきた。

 昨年4月、JWP25周年興行を機に選手会が独立する形で同8月に現団体を旗揚げした。引退後は社長として団体経営に専念するとともに後進の育成に当たる。16年1月から3試合連続で引き分けた中島は「引退までに決着をつける」と、かつての師匠の“介錯人”を志願した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス