星ハム子、王者防衛で地元に凱旋する 挑戦者・藤本は「夢を打ち砕く」

決戦前日、デイリースポーツを訪れたアイスリボンの星ハム子(左)と藤本つかさ(撮影・佐藤厚)
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 「女子プロレス・アイスリボン大阪大会 大阪リボン2018 2」(6月16日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 メインイベントで対戦するICE×∞王者の星ハム子と挑戦者の藤本つかさが15日、神戸市中央区のデイリースポーツを訪問し、大会をPRした。王者として地元北海道への凱旋を果たすという星の「夢」を阻むべく、藤本が挑戦表明して実現した一戦。星が「絶対に勝って夢をかなえる」と意気込めば、藤本は「私が夢を打ち砕く」と必勝を誓った。

 今年がデビュー10周年となる同期対決。藤本は「ハム子さんが北海道にベルトを持って帰ったら(プロレスを)辞めてしまうんじゃないか、と思って挑戦表明した」と経緯を明かしつつ、「それがきっかけだけど、今は10周年にベルトを持ちたいという思いが強い」と王者奪還へのこだわりもにじませた。

 受けて立つ星も「挑戦を受けずに北海道に帰ることもできた。ベルトは渡さない」と、一歩も譲るつもりはない。アイスリボンにとっては、エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催する初の大会でもある。王者として迎えるビッグマッチに「大会のテーマは『夢』。いろんな選手の『夢』を見てもらいたい」と選手全員の思いも代弁した。

 大会は全6試合。エキシビジョンで15歳の練習生すずと対戦する大阪市此花区出身のトトロさつきも、「私がお願いして実現した試合。プロレスラーとして、すずに言いたいことを試合の中で伝えたい」と抱負を述べた。

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