ムエタイランカーを迎え撃つSB王者・村田聖明「KO数を増やしていきたい」

 シュートボクシング(SB)の大会「SHOOT BOXING 2018 act.3」(10日・後楽園ホール)でヒンチャイ・オー.センスックジム(タイ)と対戦するSB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)が6日、意気込みを語った。

 肘ありルールは2月大会に続き2度目となるが、村田は「あの時は肘にこだわりすぎて得意なパンチを打てなかった」と反省。現在は「すごく調子いい。相手は強い選手なので気合が入った練習ができています。ダムさん(タイ人トレーナー)も『キヨ、イイヨ!』と言ってくれています」という。

 節目となる20戦目で初めてタイ人と戦うことは「聞いた時はモチベーションが上がりましたね。現役のランカーと肘ありでやるので多少の怖さはありますが、いい経験なのでここで勝てばまた自信が付くのかな」と大歓迎。

 ヒンチャイはタイで人気を博しているビッグショー「MAX MUAYTHAI(マックス・ムエタイ)」を主戦場にする17歳で61kg級6位にランクされており、村田は「肘ばかり使ってくると思ったのですが、蹴りをタイミング良く当ててくるテクニシャンで、パンチでもKOしている試合があり、何でもできる選手なのかなと。やりづらそうな相手」と要警戒。

 それでも、セミファイナルを務めた4月大会を踏まえて「勝つだけでなく、お客さんを盛り上げることもプロの仕事だと思うようになりました。今度の試合もKOをもちろん狙うので打ち合いも臨むところです。僕はまだKO勝ちが少ないのでこれからKO数を増やしていきたい」と、KO勝利を宣言した。

 また、5月27日には弟の義光がJ-NETWORKのアマチュア四大トーナメントウエルター級で優勝。「多少刺激になっています」と笑顔を見せ、「長男の僕が良いところを見せないといけないので今度の試合は頑張ります」と、弟に続くことを誓っていた。

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