弟・内藤大樹が返上した王座決定Tに臨む兄・凌太「兄の存在感を見せたい」

 シュートボクシング(SB)の大会「SHOOT BOXING 2018 act.3」(10日・後楽園ホール)で行われるSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント一回戦で笠原友希(シーザージム/同級5位)と対戦する内藤凌太(ストライキングジムAres/同級4位)が6日、意気込みを語った。

 当初は弟・内藤大樹への挑戦者決定トーナメントとして企画されていたが、大樹が王座返上して挑戦者決定トーナメントに変更された。「あいつら(弟の大樹と内藤啓人)の顔面を全力で殴ることはできない」という凌太だけに渡りに船だ。

 相手の笠原には2月に啓人が敗れており「かわいい三男坊(=内藤啓人)がぶっ倒されているので、兄貴の自分がリベンジすることしか考えていません」と燃えている。

 笠原は9戦無敗で天才少年との呼び声も高いが、「デビューから無敗のエリート君には簡単には負けられません」と意地むき出し。2年前には笠原の兄・笠原弘希に敗れている因縁もあり「友希君に勝ったらフェザー級でもいいのでもう一度弘希君とやらせてもらいたい。ぜひリベンジマッチを受けてほしい」とブチ上げた。

 大樹が「メンバーを見ても植山選手が優勝しなきゃダメ」と予想したことについては「ひでえ弟だなと思いましたね」と苦笑しつつも、「勝って“やっぱり兄貴すげえな”というのを見せたい。存在感を見せたい」と、長兄の威厳を取り戻すことを宣言。

 「プライベートでもダメですね(笑)。押されっぱなしの私生活で……兄の立場は弱く、常に弟たちからは『兄の威厳をもっと持ってくれ』と言われてます」とぼやきつつも、「チャンピオンの次男と同じ環境で育ってきたらからには、啓人も僕も絶対にチャンピオンにならないといけない。内藤三兄弟の長男として、弟にはできない僕なりの熱い試合をする」と誓っていた。

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