スターダム・渡辺桃が紫雷イオ撃破、18歳女王誕生

 「プロレス・スターダム」(23日、後楽園ホール)

 ワンダー・オブ・スターダム選手権は、4月にシンデレラ・トーナメントを初制覇して勢いに乗る渡辺桃(18)が紫雷イオ(28)の11連続防衛を阻止して第12代王者となった。シングル王座獲得は初めてで、18歳2カ月は岩谷麻優の21歳5カ月を抜いて同王座最年少戴冠。

 渡辺は蒼魔刀、Bドライバーに効果的なハイキックを織り交ぜ、テキーラサンライズも放って追い詰めた。イオにムーンサルトを自爆させると、この日のために用意した新技の変形テキーラサンライズで3カウント。4度目の正直で“イオ超え”を果たした。

 “桃の世界”をキャンパスにぶつけた17分30秒の死闘劇。白いベルトを手にすると「イオを倒して未来の扉をこじ開けた」と、涙の雄叫びを上げた。

 昨年8月からシングル戦無敗のイオは、9カ月ぶりの黒星で王座から転落。「ベルトを守る覚悟より、桃の決意が上回った。私は私だけの方法で頂点を目指す」と、後輩の進化を認めながらも新たな挑戦を口にした。新王者の渡辺には、ジャングル叫女が挑戦の名乗りを上げた。

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