WBCがネリ選手無期限資格停止 体重超過の前王者
【ニューヨーク共同】世界ボクシング評議会(WBC)は2日、山中慎介選手(帝拳)と1日に対戦したバンタム級タイトルマッチで体重超過のため王座剥奪となったルイス・ネリ選手(メキシコ)を無期限資格停止にすると発表した。
ネリ選手は前日計量で1回目はリミットを2・3キロオーバーの55・8キロ、再計量も54・8キロで王座を失った。WBCは大幅超過を「受け入れがたい」とし、ネリ選手の聴取を行うとした。
処分発表を受け、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は「過去にも体重超過の例はある中で、非常に迅速で重大な処分」との見解を示した。