世界初挑戦の松本亮、王座奪取ならず 0-3大差判定負け

 3回、左ボディーを打ち込む松本(左)と右を返すローマン
3枚

 「ボクシング・WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(28日、後楽園ホール)

 世界初挑戦で同級11位の松本亮(24)=大橋=は王者ダニエル・ローマン(27)=米国=に0-3(110-118、109-119、109-119)の判定で敗れ、王座奪取はならなかった。ローマンは初防衛に成功した。

 身長、リーチで上回る松本だったが、序盤からローマンの執拗なボディー攻撃に苦しむ。時折放つ有効打も単発に終わり、大きな見せ場を作ることはできなかった。

 28年前の2月には所属ジムの大橋秀行会長(52)が同会場の後楽園ホールで世界王座を奪取した。当時の大橋会長は24歳で、2人はともに横浜高出身。運命の巡り合わせを感じる一戦だったが、勝利を引き寄せることはできなかった。

 戦績はローマンが27戦24勝(9KO)2敗1分け、松本が23戦21勝(19KO)2敗。

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