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王座返上の田中恒成がフライ級転向表明 3階級制覇へ来春にも再起戦

王座返上とフライ級への転向を表明した田中恒成
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 ボクシングWBO世界ライトフライ級王座を1日付で返上した田中恒成(22)=畑中=が6日、名古屋市内で記者会見を行い、3階級制覇を目指し、今後は階級を一つ上げ、フライ級に転向することを表明した。

 王座返上と転級について、所属ジムの畑中清詞会長(50)と何度も話し合いを重ねたという田中は「一番の理由はライトフライ級の減量がもう無理ということ」と説明し、会見に同席した畑中会長も「来年もライトフイ級となると健康管理上厳しい」と減量苦を理由に挙げた。畑中会長によると来春にも再起戦を行う計画で「WBOには挑戦者決定戦をやりたいと言っている」と明かした。

 田中はWBAライトフライ級王者・田口良一(30)=ワタナベ=との統一戦が実現できなかったことにも触れ、「田口選手には期待をさせて申し訳ない気持ち」と頭を下げた。5日に田口が所属する都内のワタナベジムを単身で訪れ、ジムの外で田口を待ち、直接謝罪したことを明かし「すみませんと言ってきた。田口選手に申し訳ないという気持ちが9割方あった。(田口から)『タイミングだからお互い頑張っていこう』と言ってもらえた。満足して(ライトフライ級を)卒業という形にはならなかったが、気持ちを新たに笑顔でフライ級で頑張りたい」と少し吹っ切れたような表情を見せた。

 現在フライ級王座はWBAは井岡一翔(28)=井岡=が王座を返上したため空位、WBCは比嘉大吾(22)=白井・具志堅、IBFはドニー・ニエテス(35)=フィリピン、WBOは木村翔(29)=青木=が王座に就いている。田中は「挑戦者の立場なので誰とでもやりたい」と意欲的に話した。

 田中は15年5月にWBOミニマム級王者となり、16年12月にはWBO世界ライトフライ級のタイトルを獲得し、日本最速タイのプロ8戦目で2階級制覇を成し遂げた。9月に2度目の防衛に成功した一戦で両目眼窩底を骨折し、3カ月間のスパーリング禁止となっていた。既に軽めの練習を行っており「スパーはまだ先だが、年明けにも本格的(な練習)に取り組んでいきたい」とした。

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