RENA 相手の体重超過にも怒らず余裕 牛タンパワーで無敗神話継続

計量を終えてにらみ合うRENA(左)とアンディ・ウィン
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 総合格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND-秋の陣-」(15日、マリンメッセ福岡)の前日計量が14日、福岡市内で行われた。

 女子スーパーアトム級(リミット49・0キロ)トーナメント1回戦に出場する優勝候補筆頭のRENA(26)は48・9キロでパス。だが、相手のアンディ・ウィン(35)はワンダーウーマン風のコスチュームで現れたものの、49・25キロと250グラムの超過だった。その後2人はにらみ合うと、RENAはウィンに「私は体重を落としたので、あなたも落としてね」と英語で要求。計量の立会人を務めたRIZINの高田延彦統括本部長は「必ずRENAとアンディの試合、私と榊原(信行実行委員長)の責任を持って実現させます」と宣言した。

 今大会のメインイベントであり、地上波生中継される大一番で水を差されたが、RENAは怒るどころか余裕の表情。「笑うしかないという感じですけど彼女も真のファイターだと信じている。これはトーナメントなので、きっちり落としてくれることを信じて、私は何も考えずに試合のことだけに集中します」と話した。

 また、この日の夜は焼き肉に舌鼓を打つという。いつもの計量後は東京・浅草の焼き肉店で牛タンを食べることがルーティーンとなっているが、今回は福岡大会のため、やむなく別の店へ行くことになった。だが、関係者から、浅草の焼き肉店の牛タンを持ってきていることを知らされると「えっ、ホント!?」と大喜び。「それを食べてから6年間負けてないんです」と、無敗神話を支える“必勝メシ”にありつけ、目をキラキラさせていた。

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