「ボクシング・ＷＢＯ世界スーパーフライ級タイトルマッチ」（９月９日、カーソン）

　ＷＢＯ世界スーパーフライ級王者・井上尚弥（２４）＝大橋＝の米国デビュー戦となる６度目防衛戦の会場がカリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターとなることが明らかになった。米興行会社Ｋ２プロモーションズが６日（日本時間７日）発表した。

　試合が９月９日（日本時間１０日）に開催されることは５月１９日に都内で発表されていたが、開催地は未定となっていた。挑戦者はＷＢＯバンタム級７位のアントニオ・ニエベス（３０）＝米国＝で、井上は１４戦目にして初の海外での試合となる。

　当日メインではＷＢＣ世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ（タイ）対世界４階級制覇のローマン・ゴンサレス（ニカラグア）、アンダーカードでは元ＷＢＣ世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス（メキシコ）対元ＷＢＡ、ＷＢＯ世界フライ級王者フアンフランシスコ・エストラダ（メキシコ）が行われる。

　スーパーフライ級のトップ選手が集結する注目イベントとなり、米国進出を狙う井上にとって、今後を占う意味でも内容を求められる試合となる。