大日本・鈴木秀樹がストロング王座前哨戦勝利も河上は挑発「性格が悪い」
「プロレス・大日本」(28日、東京・後楽園ホール)
7月17日の両国国技館大会で河上隆一の挑戦を受けるBJW認定世界ストロングヘビー級王者の鈴木秀樹がタッグの前哨戦を制した。
鈴木は宇藤純久、河上は菊田一美と組んで激突。両者は闘志むき出しで激しくやり合い、エルボー合戦では河上の強烈な一撃で大柄な鈴木が膝をつく場面もあったが、最後は鈴木が菊田を飛龍原爆固めでねじ伏せた。
鈴木は「今日もらった一発が本物であるなら、両国は面白い試合ができるんじゃないかと思う。いい一発をもらいました」と、河上に感心。だが、この日に両国大会の試合順を決めるファン投票の結果が発表され、両者のタイトル戦はメインイベントではなくセミファイナルの前となったことで、「ボクが防衛すると思っているんですよ、お客さんは。そっちが勝つか分からないという感じがしないでしょ」と分析し、「(河上は)もっと来いというか、とっくに来ないと。大日本は若い選手が多くて、上を目指そうという選手が多いから、置いて行かれるんじゃないですか、今のままだと」と、河上にさらなる奮起を促した。
一方の河上は「おい、鈴木秀樹、見たか、効いたか。しっかり体調整えて来いよ。しっかりトレーニングしてこい」とふてぶてしくアピール。さらに、「ツイッターで嫌みみたいなこと書いてんじゃねえよ。男だったら正々堂々と言えよ、女々しいんだ。あと、お前、性格が悪い」と挑発した。