村田諒太WBC最新ランクは3位 WBOに続き上位につける

 WBC(世界ボクシング評議会)が9日(日本時間10日)、最新のランキングを発表し、ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太(31)=帝拳=はミドル級3位にランクされた。

 村田は5月20日に有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で世界初挑戦し、同級1位のアッサン・エンダム(フランス)から4回にダウンを奪うなど右強打で終始優勢に試合を進めたように見えたが、不可解な1-2の判定負けを喫した。

 試合直後、帝拳ジムの本田明彦会長はWBAへの不信をあらわにし、村田が現役続行した場合も他団体に照準を変更する可能性も示唆していた。村田は今月8日に現役続行を表明し、トレーニングを再開。今後の方針については白紙としているが、WBOでも最新ランキングは3位と上位にランクされた。

 WBCのミドル級は王者のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン、同級のWBAスーパー&IBF王座も保持)が9月16日に米国・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで前WBO世界スーパーウエルター級王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)との全世界注目カードに臨む。1位のセバスチャン・ヘイランド(アルゼンチン)と2位のジャーモール・チャーロ(米国)には挑戦者決定戦を行うように指令が出ている。

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