新王者・拳四朗は統一戦にも意欲「盛り上がる」
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20日に有明コロシアムで行われたボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチで王座を獲得した拳四朗(25)=BMB=が一夜明けた21日、同会場で会見した。世界初挑戦でガニガン・ロペス(35)に2-0の判定勝ちした拳四朗は、ライトフライ級の主要4団体の王座が日本選手で独占されたこともあり、統一戦にも意欲を示した。
紺色のスーツで登場した拳四朗は「ギリギリの判定でしたけど、勝ててすごくうれしい」と笑顔で語った。興奮して1時間くらいしか眠れなかったといい、「朝からおいしいモーニングを食べてきました」と“癒し系”としてのコメントも忘れなかった。
拳四朗の戴冠でライトフライ級メジャー4団体王座には日本選手が君臨。父で元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永会長は次戦はWBCの指名試合になると明言。拳四朗は「しっかりクリアして、その後、統一戦をすれば盛り上がる」と、階級最強を決める統一戦にも視線を向けた。