“マケオワ”丸藤&谷口が潮崎&小峠破りGTL初V!レイン&ホールが対戦要求

谷口(右)を踏み台にして小峠(左)に虎王を見舞う丸藤=後楽園ホール
3枚

 「プロレス・ノア」(4日、後楽園ホール)

 「グローバル・タッグリーグ戦」(GTL)の優勝決定戦が超満員1390人の観衆を集めて行われ、丸藤正道、マイバッハ谷口組が潮崎豪、小峠篤司組を下して初優勝を飾った。

 GHCタッグ王者のままで優勝を公約に掲げ、“マケタラオワリ”と名乗ってGTLに初参戦した丸藤、谷口組は潮崎、小峠組と並ぶ5勝2敗の1位タイでリーグ戦を突破。両組の決戦は28分を超える激闘となった。

 ともにチョップの威力に定評のある丸藤と潮崎は場内に打撃音がとどろくようなド迫力のチョップ合戦を展開。谷口もパワフルなタックルや投げ技を繰り出せば、小峠も軽量ながら気迫を前面に押し出してのキック、頭突きなどで応戦し、一進一退の攻防が続いた。

 終盤に入ると谷口と小峠の一騎打ちの様相を呈し、小峠がランニングローキック、得意技のキルスイッチを放つも谷口はカウント2・9で脱出。だが、谷口と丸藤も合体式の不知火や、潮崎に脳天砕きをしかけとようとした丸藤を谷口が2人まとめてスープレックスで投げる荒技も繰り出す。だが、最後は谷口がのど輪落としからの新必殺技のマイバッハボムツヴァイにつないで粘る小峠を爆殺した。

 谷口、丸藤組は公約を果たして優勝トロフィーを手にしたが、そこから事態は急変。リーグ戦で谷口、丸藤組を下したコーディ・ホール、ランディ・レイン組がリング上でマイクを持ち、「お前たちは小さい。オレたちは大きい。お前たちは年より。オレたちは若い。オレたちは次のGHCタッグ王者だ」と谷口、丸藤組に挑戦をアピールした。続いて、同じくリーグ戦で谷口、丸藤組を下した中嶋勝彦、マサ北宮組の北宮が丸藤との一騎打ちを要求。さらに潮崎も谷口とにらみ合い、豪腕ラリアットでなぎ倒す手荒いやり方で谷口との一騎打ちを訴えた。ほとぼりが冷めてマイクを持った丸藤は、リングに横たわる谷口を「大丈夫か」と気遣いながら、「オレたちはモテモテのようだな。今日が“マケタラオワリ”の始まりだ」と、ファンに力強く宣言した。

 インタビューでは、丸藤は「ベルトを持ったまま優勝したぞ」と興奮気味。「だけど、これが始まりだ。あのでくの坊(ホール、レイン組)、確かにオレたちは負けてるから、やってやるよ。北宮、やりてえならやってやるよ。シングルもタッグもすべてオレたちが中心に回る」と、挑戦要求をすべて受けて立つ姿勢を示した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    写真

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス