“田口ジャパン”采配的中!!新戦力リコシェ大活躍でNEVER6人王座奪回

 「プロレス・新日本」(4日、後楽園ホール)

 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、田口隆祐、棚橋弘至、リコシェ組の“田口ジャパン”が“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”の王者BUSHI、EVIL、SADANA組を下して王座を奪回した。

 “監督”を務める田口は前王者メンバーだった中西学に代えてリコシェを起用。そのリコシェは得意の華麗な空中殺法で観衆を沸かせただけではなく、チームのお家芸であるヒップアタックの連係も苦もなくこなし、最後はかかと落としから新技のリバース・ロックボトムにつないでBUSHIを葬り去った。

 試合後、リング上でマイクを持った田口は「今日はリコシェだけで勝った感じ」と、大活躍の新戦力を絶賛。「試合前に、高い位置からプレスをかけてボールを奪っていこうと指示を出して…」などと、いつものようにサッカーに例えて試合を振り返り、「3回防衛すると(同王座の)新記録なので、3回目指して頑張りたいと思います」と目標を掲げた。

 インタビューでも田口はご満悦で「リコシェ、的中ですよ。私の目に間違いはなかった」と自画自賛。「リターンマッチやりますか。何回やっても同じ。リコシェが1人でやっつけてくれますよ」と再戦に自信を示した。

 リコシェも「完璧なパートナー、田口選手は完璧なキャプテン、完璧な勝利だ。もちろん棚橋選手も。このチームはバランスがいい」と充実の表情。棚橋は「対ロス・インゴもリコシェが入るだけで全然違う。今日ベルトを取ったのは第一歩だから、狩猟解禁。ロス・インゴを1人ずつ狩ってやる」と予告した。

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